道を探す方々との1日〜総持寺参拝
道を探して
息子の高校のPTA行事で
横浜にあります大本山総持寺に80名ほどの父兄で参拝に行ってまいりました
午前中はお天気にも恵まれて
ポカポカ陽気の中山門をくぐりました
こちらの総持寺には日本だけでなく、世界中より修行僧165名がお勤めをしているそうです
老師様よりお話を頂戴しましたが
『彼らは、日々厳しいお務めの中、《道》はあるのだろうか?あるとしたらどこに?と考えています』と。
仏道がすでに道ではないのでしょうか?と考えましたが
その仏道もきっと深くて、日々堕落した生活をしている私には考えも及びませんでした
若い修行僧は、お当番の日は朝(というか夜中)2時半に目覚め
4時半にお寺が目覚めるまでにお務めをするのだそうです
朝食も拝見しました
若いお坊さんにはきっと足りないであろう朝食
その後すぐに作務開始
彼らの厳しい毎日の向こう側にいる
故郷のお母様の想いはいかばかりかと
母獅子には到底なれない私は、切なく涙が出てしまいました
美味しくありがたく
精進料理を頂戴しました
修行僧が作られています
とても贅沢で心のこもった美味しいお料理でした
やはりここでも涙です
修行僧の皆様の言葉遣いのまぁ、美しいこと
これにも感動いたしました
普通なんです
とても普通で丁寧で
素晴らしい言葉遣いでした
ひとりの母としての弱い想い
どんな世界でも、自分で決めたことに一生懸命に生きる姿には
感動いたします
仏門に入られた方お一人お一人、背景が違うかとは思いますが
厳かで荘厳な世界に身を置く修行僧の皆様の
冬がどうか厳しくないことを
子どもに甘く厳しくできない、いち母親は願うのでした